4.JForest森林組合系統運動針が決定されました。

令和3年度に全国森林組合連合会主導にて森林組合系統運動方針が示されて、当組合も10年計画の運動方針を作成しました。「情報誌・つくい」に全文掲載していますので御一読 ください。この方針に沿い毎年度の事業計画を作成して実行していきます。 【さがみはら津久井森林組合ビジョン2030】 1.全国統一目標(スローガン)    ~地域森林の適切な利用・保全と林業経営の更なる発展に向けて~ 我々森林組合系統は、厳しい林業経営環境において、地域の森林を守り育て、組合員の経済的社会的地位の向上に取り組んできた。 令和6年度より森林環境税が広く国民から徴収される中、地域の森林整備の主たる担い手として、森林環境譲与税の活用に協力しつつ、引き続き適切な森林の利用・保全を通じて森林の持つ公益的機能の維持・増進を図り、SDGsの達成に貢献していく。 その上で、先人たちが植えた人工林が成熟期を迎えた今こそ、森林組合系統を挙げて、持続可能な林業経営を通じて、以下の3つの課題に取り組むこととする。 (1)組合員サービスの向上 組合員の意向が多様化している中、協同組合として組合員に対して「何ができるか」を考え実践する。その一つとして、組合員への一層の利益還元を実現する。 (2)働く人の所得向上・就業環境改善 他産業との賃金格差や労働環境等の課題がある中、内勤職員・現場技能者について所得の向上・労働安全対策をはじめとした就業環境改善を進める。 (3)事業拡大・効率化による経営の安定 人工林が成熟期を迎え林産事業・販売事業が拡大し、また森林環境譲与税や森林経営管理制度、森林組合法改正などの新たな仕組みが始まった中、事業拡大やICTの活用を含めた効率化を進め、安定的黒字経営を実現する。 2.運動期間  令和12年度末まで  ※令和7年度に5年間の取組事項の成果検証を行う。