平成29年度から津久井産材の利用拡大のために取り組んできました津久井地域への木材取引所の誘致事業が、平成30年11月16日、神奈川県森林組合連合会の運営する「津久井貯木場」として営業が開始されて実現しました。
今までは津久井の木材は神奈川県秦野市菖蒲317番地の林業センターまで運搬しなければなりませんでしたが、「津久井貯木場」が開設されたことにより、津久井産材は相模原市緑区鳥屋字上屋敷1763番地12で木材の取引をすることができます。各種事業で搬出される木材の物流コストが削減することにより津久井産材の利用拡大が期待できます。
木材を販売したい方、木材を購入したい方多いに利用して下さい。
※ 取引の詳しいことは下記の神奈川県森林組合連合会生産販売課にお問い合わせ下さい。

TEL:0463-73-5296
FAX: 0463-88-6768
E-mail : kenmori@kenmoriren.jp
受注販売品は注文をいただき、さがみはら津久井森林組合に納品されましたら入荷連絡をいたしますので、原則、代金を支払い引き取りに来ていただく方法で販売いたします。組合員に配布カタログの小物の林業機械や、道具、安全用品等で自宅配送を希望の場合はユーパック代引きシスムにより自宅にお届けいたします.ただし、販売代金の他に配送料、代引き手数料などが別途かかります。苗木類は鮮度がありますので入荷しましたらご自宅にお届けします。
受注時期、販売仕様などは概ね下記の内容で対応します。
番号 |
品名 |
注文時期 |
備考 |
1 |
椎茸原木 |
11月 |
本数は50本単位でお願いします |
2 |
椎茸種ゴマ |
2月 |
椎茸菌一袋【1,000駒】で原木50本植菌できます |
3 |
苗木類 |
1月 |
本数は25本単位です。杉、桧とも、小35~45cm中45~55cm大55~75cmです。 |
4 |
ヤマビル忌避剤 |
1月 |
ヤマビルファイター等 |
5 |
足袋・安全靴 |
通年 |
カタログを見て注文してください |
6 |
鎌、鉈、鋸、鳶、 |
通年 |
カタログを見て注文してください |
7 |
安全対策用品 |
通年 |
カタログを見て注文してください |
8 |
チエンソー関係 |
通年 |
用途で、重さ、長さ、の種類がありますので自宅に見本を持って伺います。 |
9 |
下刈り機 関係 |
通年 |
用途で、鋸刀,ひも、グリップ様式等ありますので自宅に見本を持って伺います。 |
10 |
その他林業用品 |
通年 |
カタログを見て注文してください |
今年度も組合員とのコミュニケーションの為に地区座談会を開催したいと思っておりますがコロナ禍の終息が見えず予定が立ちません、情報誌の発行、ホームページの更新等を行い組合員の皆様には現在の情報を提供し、当ホームページ等でご意見をいただけたらと思っています。コロナ禍が終息しましたら地区代表理事、地区総代の協力を得て再開したいと思いますので、その時は一人でも多くの組合員の皆様に出席いただき御意見をいただきたいと思っております。

次期森林組合系統運動方針(令和3年度~令和7年度)を作成し、
持続可能な林業経営を目指して取組ます。
これから林業は昭和30年代に植林されました人工林が伐採期を迎え、素材生産量は拡大して行くと思います。素材はA材、B材、C材とランクがありまして、そのランクによって市場での売買価格が決定します。現在、当組合は神奈川県の長期施業受委託事業の間伐材の生産が多いのでどうしてもC材の搬出量が多くなっています。しかし、将来に渡り少しでも良い造材技術を職員、作業員が習得し、販売価格を上げ、土地所有者に還元するために、神奈川県森林組合連合会、生産販売課の指導により令和3年6月に実施しました。


森林組合の名称変更の経緯は地区座談会において名称変更の提案がありました。この提案を理事会において審議しました結果、次のような理由により変更する事にしました。現在神奈川県下の森林組合10件中、現存の市町村名で無いのは津久井郡森林組合だけであり、政令指定都市となり11年経過する相模原市には他に森林組合は存在しません。山林の所在地は旧津久井郡(現在の緑区)が大部分を占めておりまして、森林組合の指定地区も緑区の区域となっております。そして森林組合の主なる事業であります、森林整備事業は大部分が川上のこの地域に集約されております。しかし時代の経緯により1504人の組合員中235名が地区外在住者であります。又、森林組合の出資金58,099千円の内、平成の合併により、各地区の財産管理会の出資分を含めますと相模原市の出資分は約41%となっております。そして現在の林業は全国的に昭和30年代に植林されました人工林が伐採期を迎えこれから素材生産量が拡大していく方向にあります。そして循環型林業発展のためにはこれらの素材を都市部で多く活用していただく必要があります。単に素材生産地区だけでの事業運営では発展性がありません。相模原市は設立時より「潤水都市相模原市」を全国的に向けて掲げてきました。そしてそれお支援しておりますのが当組合をはじめ地域の林業経営者の皆様であると自負しているところです。そこで70万市民の皆様のニーズにも対応し、市民からもご支援いただけるような名称を総代の皆様のアンケート結果等を踏まえ理事会にて検討しました結果、令和3年度の総代会に「さがみはら津久井森林組合」という名称を提案しました。総代会において当提案は賛成多数にて承認され決定しました。
森林組合法が改正されました、本年度中に当森林組合に合った定款の改正案を理事会で審議し、来年度の総代会に提案します。